あめりか大佐ってかなりキテる名前だよね。



ひめたん、すーちゃんの中元姉妹は現役アイドル最強姉妹でしょ!?


前回書きました最近観た映画の中から何本か。


キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
DVDにて。
アベンジャーズを先に見ていた私にとって、
キャプテン・アメリカは楯だけで頑張ってる変なユニフォームのおっさん
といったイメージでした。(ホントにすいません...)

アベンジャーズだとソー、ハルク、アイアンマンの強い組と
ブラック・ウィドウ、ホークアイ、キャップの弱い組って勝手に分類してしまい、
前の3人だけで良いじゃない!!と思ってましたよ..
(アベンジャーズしか観てなけりゃ、誰しもそう思うでしょうよ..)

そんなおちゃらけたアメリカおじさんが頑張るテンションの高いアメコミ映画だと
思って観た自分をぶん殴りたい。そんな気持ちになる映画でした。
第二次世界大戦におけるアメリカの立ち位置や戦争での広告・アイコンが果たす
役割なんかも観ることができるんじゃないかなと。

にしてもナチスのオカルト路線って映画にしやすいのかしら。
やっぱしナチス+オカルトというのは敵対勢力としては魅力的な設定なのかも。

キャプテン・アメリカの魅力ってのは、
超人的肉体を手に入れたというのに中身は変わってないというところなんでしょう。
真面目で不屈ということしか取り柄の無かった男が超人手術により
突如超人になれたわけで、
趣味であれ、何らかに真摯に取り組むことだけが取り柄だっていうボンクラ系男子
がいきなり日の目を見ることになると思えば、励みになるのではと。
ちょっと、何言ってるかわからないですね...

ただ、疑問点もあって、
キャップことスティーブが何故そこまで軍隊に入りたかったのかが分からない。
時代の態勢として軍に入ることが大きかったのか、
それとも何かしらの彼自身が持つ背景があるのかその辺が示されてないので、
現代のこちらとしては別に無理して...と思ってしまうわけです。
スティーブが持つ多大な愛国心によると言われればそれまでかもしれませんが。

またスティーブが超人手術により、どう強くなったのかが分からない。
単に体躯が大きくなり、身体能力が上がったのか。
そうであるならば、どれほど上がったのか。(それがハルクやウルヴァリンと比べ
どの位なのか)
もう少し教えて欲しかったですね。

最近のマーベル映画が全体的にポジティヴなものが多かっただけに、
キャプテン・アメリカは最初に最終的に氷漬けになるというネガティヴな展開が
待ち受けているという点においても今までの楽しいマーベル映画とは異なるもの
なんだということなのではと思います。

敵であるレッドスカル。
この人もなんでこんな感じになってしまったのか、
そこの説明がイマイチ分かんないんだよな〜





ところで、
りほりほって字うまいんだよね〜!!










全くキャップとは関係ないけどね...



5月のファーストデイにイオンシネマ小樽にて。
世間はれでぃごーふぃーばーなので、
キャプテンを観に来た客は自分を含めて5、6人程度。
いくら松たか子がうまいったってキャップも観てあげようよ..

アベンジャーズ以外、全員敵。
って言うキャッチコピーにより、かなり安っぽくなってしまった帰来がありますが、
今回も町山さんのたまむすびでの話を聞いていたので、期待値は大分上がってました。

キャップって強いのな!!
人間の作ったものなら相手が戦闘機であれ空母であれ、何とかなる位だってことですね。
キャップの最大にして唯一の武器である楯。
何でもヴィブラニウムと呼ばれる衝撃をすべて吸収する稀少金属を使っているそうな。
だから戦闘機のプロペラに挟まれようとも大丈夫なんですね..
でも、衝撃を完全に吸収するのに何故に対象に当たった楯がちゃんと戻ってくるのか..
(今回に限ってはウィンター・ソルジャーなどに掴まれたりなど返ってこないパターン
が多々ありましたが..)

今回のキャップは前回にもまして政治的。
ウォーターゲート事件から直近のスノーデン事件まで、
政府の目指す完全管理監視社会を暴くという感じ。
現代世界へのリンクと批判を絡めた作品は
どうしても暗いものになってしまうのかもしれないな..
特にキャップはアメリカの象徴としてその暗い部分をすべて背負っているよう。

ピアースはヒドラ党員だったってことなんだろうけれども、
どちらかというと自分の目的(犯罪者事前管理社会?)のために、
ヒドラを利用したという形にしないとただの下衆な感じになってしまうと思う。
ピアースはあくまで行き過ぎた正義の形なのだから。

ピアース役のロバート・レッドフォード
久しぶりに観ましたわ。











エンディングタイトルが前回に引き続き秀逸。
クライマックスで高まった気持ちを
このカッコいいエンドタイトルで完全に昇華させてくれますわ。
前回のエンドタイトル。

マーベルシリーズはどれもエンドタイトルが大きな魅力の一つですな。



ちなみにバッキー役のセバスチャン・スタンはマーベルとの契約がまだ7年程
残っているそう。
まだかなり間キャップの勇姿は観ることができそうで嬉しいです。

ということで最後に聴けばアメリカの70年が分かると言う、
Marvin Gayeの"Trouble Man"を。





キャプテンアメリカ第1作目はこちら。


そして"Trouble Man"。

Trouble Man
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