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僕とツンデレとハイデガー

僕とツンデレハイデガー読了。
自分は今まで一度もラノベというものを読んだことは無かったので
どんなものか思い読んでみたが、この本はラノベでは無かった。
ライトノベルというよりも容易な哲学史入門という感じだった。
デカルトからスピノザ、バークリ、ヒューム、カント、ヘーゲルニーチェ、そしてハイデガー
西洋思想史を概観し、それらの思想により、自己を啓発する、哲学入門+自己啓発本だと言える。
ただ、始めがデカルトからなので全く哲学に触れたことがない人にとってはプラトンアリストテレスについての記述がないため、少し取っ掛かりにくいかもしれない。
各章の最後にまとめと、人生への助言が書かれているので、哲学入門としては面白いかもしれないが、ライトノベルだと思って読んだ人の期待に添えるものではないだろう。

登場する7人の少女たちが7人の哲学者の顕現として出てくるが、彼女ら自身が自ら、自分を顕現だと明かすところなどが、ラノベ的表現なのかなとも。

7人の少女の他にもう一人少女、三重野由真が登場する。筆者によれば、彼女のモデルはダンテの神曲ヴェルギリウスらしい...


僕とツンデレとハイデガー
堀田 純司
講談社
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