ヒャッホーウ 『乃木坂46 ALL MV COLLECTION 〜あの時の彼女たち〜』を見て① ”ごめんね ずっと…”

f:id:sukuwara:20151227184348g:plain

ヒャッホーウ!

ポー・ダメロンって名前は何とも言えない気持ちになります…

 

スターウォーズ フォースの覚醒について

言いたいこともあったりしましたが、ネタバレっぽくなりそうなので、

ポー・ダメロンって名前のやつがエースパイロットってどうなの…

とだけ言っておきます。

 

 

ということで、

今回言いたいのは先日リリースされた『乃木坂46 ALL MV COLLECTION 〜あの時の彼女たち〜』がハンパない件です。

 

乃木坂さんの1stSGのぐるぐるカーテンから最新SGの今、話したい誰かがいるまで

のc/w曲を含めた全MVが収録されているBD4枚組の今作。

年の瀬ということで、23日のリリース日購入してから暫く経ってからようやく観ることができましたが、なんとまぁ、楽しいのなんの。

 

この乃木坂さんMV集はDisc1からDisc3までどれも最高。(Disc4はメイキング。)

特にDisc3が本当に秀逸過ぎなのです…

 

Disc3の曲順はこちら。

命は美しい

立ち直り中

ごめんね ずっと…

君は僕と会わない方がよかったのかな

太陽ノック-Long ver.-

魚たちのLOVE SONG

無表情

別れ際、もっと好きになる

羽根の記憶

今、話したい誰かがいる

ポピパッパパー

大人への近道

嫉妬の権利

悲しみの忘れ方

あらかじめ語られるロマンス

せっかちなかたつむり

※太字はSG曲

 

”命は美しい”の表題とc/w、”太陽ノック”の表題とc/w、

”今、話したい誰かがいる”の表題とc/w、

そして新収録の”あらかじめ語られるロマンス”と”せっかちなかたつむり”

という構成。

このDisc3に収録されている曲はどれも秀逸には違いないのですが、

特に自分の琴線に触れたMVたちを紹介します。

 

”ごめんね ずっと…”

乃木坂46 『ごめんね ずっと・・・』Short Ver. - YouTube

今や揺るぎないセンターであるななせまること西野七瀬のソロ曲であるこの曲。

2分割された画面で左に乃木坂に入らなかった(入る前も?)西野七瀬

右側に乃木坂に入ってからの西野七瀬が並行世界として描かれる構成となっている

このMV。

ただでさえ、影のある感の強い西野七瀬にあって、このアイドルにならなければ通って

いたとされるパラレルワールドを見せるものですが、所謂ガチ恋勢の強そうなななせま

るヲタには刺激の強い内容となっているかもしれない。

 

曲が終了し、並行世界の西野七瀬両人が交互にセリフを叫ぶシーンは

乃木坂に入る前の【西野七瀬】の否定とも取れるし、

左側の乃木坂に入らなかった世界の西野七瀬の姿は

乃木坂、つまりアイドルとなることで犠牲としている青春の謳歌を見せられてる

ようで、どちらも何とも言えない感情になるのは確か。

 

実際に賛否両論が凄まじかったようで、

nogitweet.com

 

matome.naver.jp

とまとめ記事が出来ています。

西野七瀬の個人PVなだけやないかとか、

なーちゃんはこんなこと言わないとか、色々な意見があるようですが、

何というか乃木ヲタが批判的になるのは、

西野七瀬がアイドルにならなければ歩んでいたかもしれない姿(それも幸福そうな姿)

を幼少期の彼女の写真と共に見せられ、終いに過去の自分との決別まで見せられる

という西野七瀬を応援していた人たちにとっては、

 

自分の応援によって【あるかもしれなかったアイドルではない彼女の幸福】と

【彼女が過ごした過去】を消してしまったかもしれないと思わせる作品だから

じゃないかと。果てまで言えば、応援の意味を考えてしまうのでは?とも。

 

あくまでただの地方ksDDの意見なの戯言なので聞き流してください…

 

そんでまた”ごめんね ずっと…”のMVを監督されているのが、

山戸結希監督だとこのMV集で改めてみて初めて知ったのでした。

山戸監督といえば、ksDD界でも話題になった東京女子流主演の映画

”5つ数えれば君の夢”の監督じゃないですか‼︎

2分割の区切り方とか、哲学的な台詞などよく考えれば、作風が出ているような気もします。

 

一度すこーし”5つ数えれば君の夢”については書いたりもしたのですが、

el-color-de-las-lagrimas.hatenablog.com

”5つ数えれば君の夢”の時は主演の東京女子流のメンバーのキャラや立ち位置という前知識を得ず、ファンが持ちうるメンバーへのラベリングをしていなかったとありましたが、

今回の”ごめんね、ずっと…”MVも西野七瀬が乃木坂においてどういう立ち位置なのかを

知って作っていたのかというのは気になるところです。

自分としてはそのような前知識無く作ったんじゃないかなと思ったり。

月並みな感想ですが、山戸監督はあくまで乃木坂46からは外部であるからこそ、

このような西野七瀬の歩んだ道と歩むかもしれなかった道、そして歩む道を表現する

MVを作れたのじゃないかと思うのです。

西野七瀬へヲタ的目線を少しでも持ってしまえば、ある意味で非道なこの作品は作れないとも。)

 

という感じで長々書きました。

ただ思うのは、”5つ数えれば君の夢”しか他に山戸監督作品を見ていない私ですが、

登場人物の夢現、どちらか分からない、世界の切れ目が曖昧なところが作風と思うの

で、今回の二つの世界の西野七瀬もあくまで現実のもの捉えて、

作品にかっかしなくてもいいんじゃないかなと。

 

こんなに難しく考えなくても、このMVは左側は【俺の嫁西野七瀬】として楽しめるし、ましてや幼少期の彼女まで見れるんだから、それだけでも充分ですよ‼︎

 

MV集の俺の琴線触れたMVを紹介ということでしたが、

結局”ごめんね ずっと…”のことだけでした。

最後に言いたいのは”ごめんね ずっと…”のMVはyoutubeにも上げてありますが、

short ver.だけなので、最も重要な最後の台詞シーンが見れませんから、

この乃木坂46 ALL MV COLLECTION 〜あの時の彼女たち〜』

ぜひ手に入れて観るしかないと思いますよ‼︎‼︎

 

以上、MV紹介①でした。

続きはまた。